概要(傾向、事例等)
平成31年度(令和元年度)一年間を通してみると、類型的ではない「その他の問題投稿が最も多く検出されました。
「その他の問題投稿」の内容を見ていくと、店舗に陳列している商品でふざけたり、道端に寝そべったりする迷惑行為や危険行為が目立ちます。特に目立ったのは自転車運転中の動画撮影です。片手運転、注意の散漫、並列運転など大変危険で迷惑な状況です。
また、名前を挙げずに誰かを非難するエアリプや、人間関係に起因すると思われる情緒不安定な様子なども多く見られました。
次の表は、その他問題行動の説明文に頻出する語を、多い順に並べたものです。
撮影 | 833 | 迷惑行為 | 336 | 人間関係 | 150 | 発言 | 101 |
投稿 | 786 | 不適切 | 321 | 画像 | 146 | 攻撃的 | 91 |
動画 | 573 | トラブル | 218 | 店内 | 115 | 商品 | 85 |
危険行為 | 412 | 友人 | 185 | 不安定 | 113 | 禁止行為 | 77 |
自転車 | 406 | 授業中 | 169 | 情緒 | 111 | 乗り | 65 |
運転中 | 338 | 様子 | 150 | 本人 | 109 | 個人情報 | 62 |
表内の語の出現回数は、全ての語の出現回数の50%を占めています。次のグラフの右半分が、表内の語の出現割合を示しています。
典型的な非行行動よりも「その他の問題行動」が多くを占めているため、今後は「その他の問題行動」をいくつかの分類に類型化し、青少年の投稿傾向を分析する必要があります。
検出件数
3月の検出件数は181件でした。
学校種別検出件数
問題行動別検出件数
サイト別
検出数推移
PDF資料 令和2年3月度ネットパトロール記録