令和1年12月度 ネットパトロール記録

概要(傾向、事例等)
12月には年末を含む冬期休暇があり、都市部でのイベントやライブを観覧し、帰宅が深夜になったケースが散見されました。以前の報告では、見知らぬファン同士がSNSで連絡を取り、会場で落ち合うといったこともありました。12月には、ネットで知り合った者に会いに行くことを、SNSの知り合いから注意された県内青少年が「おじさんではありませんでした。心配してくれた人ありがとう。」といった内容の投稿をしている事案が検出されています。顕在化していないだけで、ネットでの知り合った者に会うことへの抵抗が薄れているように思えます。

青少年がよく利用するSNSがTwitterからInstagramに移りつつあるように見える件につき、本年4月以降の検出割合の推移を確認しました。

(検出元SNSの比較)

問題投稿の検出割合がそのまま利用割合であるとは言えないため、県内青少年のアカウント数、ツイート件数を確認します。

(月に一度以上ツイートしている県内青少年のアカウント数と投稿数の推移)

MAU(該当月で一回以上投稿しているユーザー)の投稿数は減少傾向とは言えませんが、MAU数は減少しているように見えます。
対象期間を昨年度の4月まで広げてみると、昨年度中にMAU数、投稿数とも減少していることが分かります。

青少年の投稿で「陰キャのTwitter」という表現に出会うことがあります。陰キャとは陰気なキャラクターの略で、内向的な性格を意味する若者言葉です。対義語は、外交的な性格を指す陽キャ(陽気なキャラクター)です。友人同士の交流を楽しくするために飾りをつけた(盛った)画像や動画を投稿することが多くありますが、文字投稿が基本のTwitterより、画像投稿が基本のInstagramの方が盛りやすい点は見逃せません。Twitterは、自分の心情をつぶやいたり、趣味や関心を同じくする人たち同士の言葉(文字)による交流が中心となり、Instagramとのすみわけが進んでいると考えられます。
抽出されるその他の問題行動のうち、不安を吐露する投稿や友人などを侮蔑する(ディする)投稿はTwitterに多く見られ、すみわけの傾向を裏付けているように見えます。なお、Instagramでは24時間で消えるストーリーに、画像としてディスりを投稿することが散見されますが、Twitterと比べると相当少ないのが実態です。

検出件数
12月の検出件数は174件でした。

学校種別検出件数

問題行動別検出件数

サイト別

検出数推移

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